本校は学校生活の基本を、「授業が一番」をモットーとして指導しています。授業を第一とすることで予習や復習を意欲的に行う姿勢が身につきます。特に中等部時代はすべての教科において、基礎学力の定着が大切です。授業を真剣に受ける姿勢が何よりも大事なのです。
本校のシラバスは中高6ヵ年一貫の学習体制の下で編成されており、中3からはほぼ高校の内容に入ります。
また、本校では、シラバスと併せて「クォータリー指導計画」を用意していますので、要点を押さえた学習計画やテスト前の学習計画などを自ら考えて、積極的な学習が出来るようになっています。
放課後行う「課外授業」は、あくまでも授業を補完するための希望者対象であり、「授業重視」が本校の教育方針です。
このように、本校は心の教育を大切にしながら、6年後を見据えた効率的なカリキュラムによって、東大や国公立医学部を始めとする難関大学への現役合格を目指しています。
江戸取にとって、「生徒の夢は学校の目標」です。
学校の授業を確実に自分のものにし、教科書中心の授業で本質を理解する。中等部教育の基盤は教科書です。
中等部では「苦手科目を作らない」指導をしています。そのためには「自分でやる」自修学習の基本を身につけることです。教科書の学習に漏れがなく、教科書の本質を理解し、苦手科目を作らないで、得意科目を作ることが大切です。基礎学力の定着こそ中等部の学習目標です。
中等部3年生に対して、11月に高等部進学説明会を実施します。中高6ヵ年一貫教育を行っている本校では、中等部生には高等部入学試験は課さず、校長推薦で高等部に進学します。高等部医科コースおよび東大コースへの進学を希望する生徒は、12月に実施されるコース選抜試験を受験し、この成績に中等部3年間の成績等を加味し、内部選抜により高等部の進学コースを決定します。
体験学習の目的は、学校生活に慣れてきた中2の時期に、学校を離れ2泊3日の宿泊体験学習を実施して、再度江戸取生としての自覚を深め、最高峰を目指す生徒集団にふさわしい広い視点からの学習を実地に体得することにあります。具体的には、八子ヶ峰ハイキング、飯盒炊爨体験、班毎の環境学習(2日目、3日目)が中心となります。豊かな自然や風土が今なお多く残る白樺湖周辺の地は、たくさんのことを教えてくれることと思います。
※それぞれの講座ごとに専門のインタープリターが付いて、現地で詳しく説明を行います。