ルロイ・アンダーソン (1908−75)
1935年、ボストン・ポップス管弦楽の編曲の仕事についた作曲者は、アンコール・ピースを次々に発表、すべてが大ヒットしました。吹奏楽でもお馴染みの楽しい曲ばかりです。1960年代に入ると、自作の演奏をしてアメリカ中をまわっており、自作自演のステレオ録音も残っています。
作 品
ワルツィング・キャット:木管楽器で猫の鳴き声を模した音が印象的なワルツ。最後に楽団員が犬の真似をすると猫が逃げ出して曲は終わります。(CDでは本物の犬の声を合成するのが常識で、作曲者が指揮をしているレコードでも本物の犬が登場しています。)
タイプライター:元々は打楽器でタイプライターの音を聞かせるのが目的の曲ですが、現在は本物のタイプライターで名人芸を見せる演奏が多くなっています。(このページで流れている曲ですよ)
シンコペーテッド・クロック:振り子のおかしくなった時計が時を刻みます。途中で目覚まし時計なども登場し、最後は、とうとう時計が壊れて終わります。元々はテレビ番組のために作られたものです。
トランペット吹きの休日:「ラッパ吹きの休日」と訳してある場合もあります。楽しい雰囲気はアンダーソンの代表作といえるでしょう。にぎやかな「休日」と対照的に、静かな「トランペット吹きの子守歌」という作品もあります。
クラシックのジューク・ボックス:コインを入れて好きな音楽を聞く「ジューク・ボックス」を音楽にしたもの。コインを入れてスイッチを入れる音から始まり、ワーグナー、ベルリオーズ、リスト等の名曲が登場します。しかし、レコードに傷があって同じ所へ何度も戻ったり、故障して二つの曲が一緒に流れてしまったり、実に楽しい冗談音楽です。
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