4月から学習してきた生物・物理分野の演習問題です。少々骨が折れるかもしれませんがチャレンジして下さい。

 

問題番号をクリックするとヒント解答が表れます。


 

次の2つの実験について、あとの問いに答えなさい。
〔実験〕@ BTB液を加えた水に呼気を吹きこんで緑色にし、試験管A,B,Cに入れた。クロモの茎の切り口を目盛り付きガラス管にさしこんで、それぞれの試験管に入れ、図1のようにした。(ガラス管には、目印として着色液を入れており、Bにはメダカを入れ、Cはアルミニウムはくでおおっている。)
A これを、暗室に一昼夜置いたあと、試験管に光をあてると、A,Bのクロモの切り口から泡が生じて着色液が動きはじめた。図2は、着色液が動きはじめてから、5分ごとに動いた距離をはかり、グラフに表したものである。Cのガラス管中の着色液は動かなかった。Aの水は、はかりはじめてから40分後に青色になっていた。
  

 

(1)実験Aの後で、A・B・Cのクロモの葉を熱湯に浸した後、エタノールの中に入れて加熱した。その後、これらの葉を水につけた後、ヨウ素液につけたところ、葉が青紫色にそまったものがあった。それは次のア〜カのどれか。
ア A  イ B  ウ C  エ AとB  オ BとC  カ AとC
(2)試験管Aの水は、@で緑色にしてからAで青色になるまでに、どのように変色していったか。次のア〜エのなかから1つ選び、記号で答えよ。
ア 緑→青→黄→青   イ 緑→青→緑→青   ウ 緑→赤→黄→青
エ 緑→黄→緑→青
(3)次の文の@〜Bの空欄に入る適当な言葉を答えよ。
図2で、着色液の動いた距離がAよりもBのほうが大きいのは、Bのクロモの葉で行われる( @ )というはたらきが盛んで、( A )という気体が多く生じたからである。それは、Bにはメダカが入っており、メダカが呼吸したぷんだけ( B )が多く水に溶けていたためと考えられる。


次のような実験をした。これについて、下の問いに答えなさい。
〔実験手順〕@ 三角フラスコA,B,Cの3個を用意し、AとBにはそれぞれ、同じ植物の発芽種子を50粒ずつ人れ、Cにはこの種子と同じ大きさの砂粒を50粒入れる。 
A 小さい管びんを三角フラスコの中に人れ、Aの管びんには水を入れ、B,Cの管びんには10%水酸化ナトリウム水溶液を入れる。
B 各三角フラスコにL字形の細いガラス管を右の図のようにさしこみ、管の先近くに少し水を入れる。
C この三角フラスコを3つならべ、実験開始後10分たったとき、水滴の動きによって測定したフラスコ内の空気の体積変化は、右の表のようになった。
(1)Cの体積の変化を調べた理由を、30字以内で述べよ。
(2)Bの体積の変化はなぜ起こったか、簡単に答えよ。
(3)生物が呼吸のときに放出する二酸化炭素の体積と、吸収した酸素の体積との比(二酸化炭素/酸素)を呼吸率という。A,Bの体積変化から、この場合の植物の種子の呼吸率を求めよ。(小数第2位を四捨五入)

 

次の@〜Dにあてはまる植物を、下のア〜オより1つずつ選び、記号で答えなさい。
@根、茎、葉の区別がなく、胞子で増える。水中がおもな生活場所である。
A根、茎、葉の区別があり、胞子で増える。
B根、茎、葉の区別があり、胚珠は子房でつつまれ、果実ができ種子で増える。
C根、茎、葉の区別がなく、湿地や日陰などが主な生活場所である。
D根、茎、葉の区別があり、胚珠は子房でつつまれていないで、種子で増える。
ア イチョウ  イ サクラ  ウ ワラビ  エ スギゴケ  オ ワカメ



右の図のA〜Eは、水中の小さな生物を顕微鏡で

スケッチしたものである。ただし、顕微鏡の倍率はそれぞれ異なる。これについて、次の問いに答えなさい
(1)A〜Eの名称を、それぞれ答えよ。
(2)葉緑素をもち、光があれば白分で栄養分をつくり出すことができる生物は、次のア〜エのうちのどれか。1つ選び、記号で答えよ。
ア AとBとC  イ AとCとE  ウ BとCとD  エ BとDとE



右の図は、ツバキの葉の断面を模式的に示したものである。この図を見て、次の問いに答えなさい。
(1)ツバキの葉には、水中で生活するソウ類には見られない、葉からの水分の蒸散を防ぐためのしくみをもつ組織が見られる。
@その組織を、図のア〜カから選び、その記号を答えよ。
Aその組織の名称を答えよ。
(2)ツバキの葉には、水中で生活するソウ類などには見られない、木部や師部などの維管束が見られる。
@木部を、図のア〜カから選び、その記号を答えよ。
A維管東をもたないものを、次のキ〜シからすべて選び、その記号を順に答えよ。
キ スギゴケ  ク ゼニゴケ  ケ オオカナダモ  コ トウモロコシ
サ ニンジン  シ ワラビ
B道管と師管について、適当でないものを次のス〜ツからすべて選び、その記号を順に答えよ。
ス 道管は根から吸収した水や無機塩類のみを通し、有機物は通さない。
セ 道管の内容物は、根の先端から茎や葉の先端の方向へのみ移動する。
ソ 道管の細胞は、生命活動を行っていない。
タ 師管は、葉の光合成によってつくられたデンプンなどを通す。
チ 師管の内容物は、葉から根の先端の方向へのみ移動する。
ツ 師管の細胞は、生命活動を行っていない。
C種子植物における維管束、維管束内の木部と師部の配列について適当でないものを、次のテ〜ヌからすべて選び、その記号を順に答えよ。
テ 単子葉植物の維管束には、ふつう形成層が見られないが、タケの維管束には形成層がある。
ト トウモロコシの茎では、多くの維管束が散在している。
ナ トウモロコシのヒゲ根やダイコンの細い根の維管束では、木部と師部が交亙にならび、放射状に配列されている。
ニ イネでもサクラでも、茎の維管束では、内側に木部が、外側に師部が配列されている。
ヌ イネとサクラの葉の維管束では、葉の表側に木部があるか師部があるかが異なっている。


蒸散について、次の問いに答えなさい。
(1)一般の植物では、蒸散は葉の裏側の面から多く起こる。このことを実験で確かめようと思い、次のA〜Dの材料を用意した。
A ほぼ同じ大きさの葉が同じ枚数だけついている枝を3本(A1〜A3とする)
B 同量の水を入れた試験管3本
C ワセリン
D 油
@ 油は何のために用いるのか。
A A1は葉の表側の面に、A2は葉の裏側の面にワセリンをぬるものとすれば、A3はどうしておくのがよいか。
(2)蒸散は植物にとってどんな利益があるか。考えられることを1つだけ簡潔に答えよ。


次の文を読んで、あとの問いに答えなさい。
同じ重さのダイズの種子を使って、植物の種子が発芽したあと、どのような育ち方をしていくのか確かめるための実験をした結果を、図1,図2のようなグラフにまとめた。図1は、育てる場所が明るい所と暗い所におけるちがいを示し、図2は同じ種子について、発芽後の呼吸と光合成の強さを二酸化炭素の量で表したものである。

(1)図1のグラフについて、暗い場所で育ったものは、グラフ@、Aのどちらか。
(2)図2のグラフについて、グラフCはどちらの強さを表したものか。
(3)図1の日数cは、図2の日数A〜Dのうちのどこに相当するか。
(4)図1の日数b−cの間は、図2ではどこに相当するか。A−Bのように答えよ。(5)図2で、グラフBは日数Aから示されているのに、グラフCは日数Bからとなっているのはなぜか。次のア〜エから、正しいものを1つ選べ。
ア 発芽直後は水分を吸う力が弱いため、Cの作用ができないから。
イ ダイズの種子は、発芽前から種子の中に多くの葉緑体をたくわえているため、Cの作用よりBの作用が先に行われ始めるから。
ウ 葉緑体は、発芽後しばらくしてからつくられるから。
エ Bの作用は光があればすぐに開始されるが、Cの作用は根がある程度のびないとすすまないから。
(6)図1の日数b−cの間で、グラフ@とAに差が出てくるのはなぜか。簡単に説明せよ。



質量200gの容器を0℃に冷やしておいて、その中に60℃の湯を100g入れた。中の湯と容器の温度をはかり続けたところ、40℃で湯と容器の温度が同じになった。熱は外に逃げないものとする。
(1)湯の温度が60℃から40℃に下がった理由を答えよ。
(2)この湯が40℃になるまでに失った熱量はいくらか。
(3〕この容器の温度を1℃上昇させるために必要な熱量はいくらか。



水酸化ナトリウム(固体)は、水に溶けるとき、熱が発生する。固体の水酸化ナトリウム1.0gを水に溶かしたとき、およそ250calの熱が発生した。図1の装置を使い、20℃の水200gに水酸化ナトリウムを入れ、経過時間に対する水温の変化を測定した。その結果をグラフに表したものが図2である。次の各問いに答えなさい。
(1)水酸化ナトリウムが完全に溶けたのはいつか。図2のA〜Dの記号で答えよ。(2)この実験で使った水酸化ナトリウムは何gか。ただし、水1gの温度を1℃上げるのに1calの熱が必要であるとする。
(2)この実験で使った水酸化ナトリウムは何gですか。ただし、1gの水の温度を1℃上げるのに1calの熱が必要であるとする。

 

 

10右の図に示すような奥が行き止まりになっている長いトンネルの中で、音の反射実験をした。図のAはトンネルの一番奥のところ、Bは短い爆発音を出す装置、CはBが音を出してからBから直接やってくる音がCに着くまでの時間(a秒)と、Bから出た音がAで反射してCに着くまでの時間(b秒)とを計ることのできる測定器である。Cの測定機は測定中移動させない。Bの位置をいろいろ変えて、aとbを測定した結果の一部を右の表に示した。これについて、問いに答えなさい。
(1)この実験をしたとき、トンネル内を音が伝わる速さは、毎秒何mですか。
(2)AC間の長さはいくらか。
(3)表の@、Aにあてはまる値を求めよ。
(4)(b−a)の値が、ABの長さによってどのように変化していくかをグラフにすると、どんな形になるか。下のア〜エから1つ選び答えよ。

 

 

11120gのおもりP,60gのおもりQ、支えの板R、軽いばねA、Bを図1〜図4のように組み合わせた。次の問いに答えなさい。

ばねAは10gのおもりをつるすと1pのび、ばねBは15gのおもりをつるすと1pのびる。何もつるさないときは、ばねA,Bともに長さは50pである。

(1)図1で支えの板RがPに加えている力の大きさは何g重か。

(2)図1で支えの板Rをゆっくり下げて、バネAを56pにした。支えの板Rは何p下げられたか。

(3)(2)のとき、支えの板RがPに加えている力の大きさは何g重か。

(4)図2で支えの板Rをゆっくり下げていくと、バネAが何pになったとき、支えの板RはおもりPから離れるか。

(5)図3でxは何pか。

(6)図3で支えの板Rをゆっくり持ち上げて、バネAを56pにした。支えの板Rは何p持ち上げたか。

(7)図4でyは何pか。

(8)図4で支えの板Rをゆっくり下げて、バネAを59pにした。支えの板Rは何p下げられたか。

(9)(8)のとき、支えの板RがQに加えている力の大きさは何g重か。

 

 

 

 

ヒント解説

 

 ヒント ヨウ素反応で青紫色になるのはデンプンがあるから。デンプンは光があたってできるもの。呼気には二酸化炭素が含まれているので、液を酸性にする。BTB液は酸性で黄色、中性で緑色、アルカリ性で青色。

解答 (1)エ (2)エ (3)@光合成 A酸素 B二酸化炭素

 

 ヒント 水酸化ナトリウム水溶液は二酸化炭素を吸収する。種子は呼吸によって酸素を吸収し、同じ体積の二酸化炭素を放出する。

解答 (1)気体の体積の変化が種子の呼吸によることを確かめる。 (2)種子が呼吸のとき酸素を吸収し、同時に放出した二酸化炭素を水酸化ナトリウム水溶液が吸収したため。 (3)(125−38)÷125=0.7

 

 ヒント なし。

解答 @オ Aウ Bイ Cエ Dア 

 

 ヒント  なし。

解答 (1)Aツリガネムシ Bアオミドロ Cケイソウ Dミドリムシ Eゾウリムシ (2)ウ

 

 ヒント ツバキの葉の表側の表皮には、クチクラ層がある。オオカナダモは種子植物。タケには形成層はないが細胞が1つ1つ大きくなるので太くなる。

解答 (1)@ア A表皮 (2)@エ Aキ、ク Bタ、チ、ツ Cテ、ヌ

 

 ヒント なし。

解答 (1)@試験管の水面からの水の蒸発を防ぐため。 Aワセリンを塗らない。 (2)根からの吸水を盛んにする。

 

 ヒント 発芽直後はまだ葉がないので、光合成をしない。光合成が盛んになるのは本葉が出てから。光合成でつくる栄養分の量が、呼吸で使う栄養分より多くなると、乾燥重量が増える。ダイズの子葉には葉緑体がないが、光があたると葉緑体ができる。

解答 (1)A (2)光合成 (3)D (4)B−D (5)ウ (6)明るいところで育ったものは、光合成をして栄養分をつくるが、暗いところで育ったものは栄養分を消費するばかりだから。

 

 ヒント 物体がふれあうと、温度が高い物質から温度の低い物質へ熱が移る。

解答 (1)湯から容器に熱が移ったから。 (2)2000cal (3)50cal

  

 ヒント 水酸化ナトリウムが溶けている間は、融解熱が発生している。溶け終わると、熱は発生しない。

解答 (1)B (2)6.0g

 

10 ヒント b−aとは、音がAB間を往復するのにかかる時間である。

解答 (1)(69×2)÷0.4=345  毎秒345m (2)966+69=1035  1035m (3)@(414×2)÷345=2.4 2.4秒 A(1035×2)÷345=6.0  6.0秒 (4)ア

 

11 ヒント ヒントなしで頑張ってみよう。

解答 (1)120g重 (2)10p (3)60g重 (4)53p (5)59p (6)5p (7)46p (8)5p (9)90g重

 

 

 

目次に戻る