
器具の基本操作
・実験すること
以上の内容について、1つずつ説明していきます。
1@上皿天秤で質量を測定する。
まず1番はじめに左右をつり合わせる。下の写真の上皿天秤はバランサーが中央についているタイプです。
上皿天秤で質量を測定するときは、測定したい物を左の皿に置き、分銅を右の皿に置いてつり合わせる。分銅をのせるときには、重い分銅からのせて、分銅の方が下がったら次に軽い分銅にのせかえて、分銅の方が下がらなかったら次の分銅を加えていく。こうやっていくのが、少ない回数で測定ができる基本だったね。分銅は手では触らないこと。ピンセットで引っかけるようにして持ち上げるのがコツです。
上皿天秤は針が止まるのを待つのではなく、左右に同じ幅で振れていればつり合っている、と判断する。そのために中心から左右に目盛りがついているんだ。
1@メスシリンダーで体積を測定する。
まずメスシリンダーに水を適当に入れて、水の体積を測定しておく。その後で、測定する物をメスシリンダーの水の中に入れ、体積を測定する。2回測定した体積の差が物の体積となる。しくみは簡単。
一番最初に水を適当に入れるが、この時たとえば10mlちょうどに合わせようとする人がいる。これは計算はしやすいが、誤差を生じる原因を作ってしまう。つまり実験方法としては良くない方法となる。
10mlちょうどに合わせようとすると、多少ずれていても「10.0ml」と読みたくなる。これが人間の心理だ。そして誤差につながる。だから「10.0」に合わせないで、最小メモリの10分の1まで読むことが基本となる。
また、下左の写真のように、メスシリンダーを水平において真横から目盛りを読むことも忘れないで。
物を入れるときに静かに入れよう。写真ではメスシリンダーを傾けて滑らせるようにして入れているね。勢いよく入れてメスシリンダーが割れたら測定しなおしになるし、水がはねたら正確な測定ではなくなる。細かい心配りが大切だ。
もしも水に浮かぶものを測定するときには、どんな工夫をしたらいいかな。考えてみよう。
2ガスバーナーの使い方。
ガスバーナーは火を使う器具だから、自分がけがをしないように・周りの人をけがさせないように、充分注意しよう。そのためにも使い方をきちんとマスターしておくこと。
まずはじめに、ガスバーナーに関係するすべての栓が閉まっていることを確認しよう。下左の写真の、@がガスの元栓、Aがガスバーナーの栓、Bがガス調節ねじだ。ガス調節ねじの上のねじが、空気調節ねじ。この4つがしまっていることを確認してから使い始めること。ただし、調節ねじをちからまかせに締めてしまい、後であかなくなるなんて事はやめてほしい。実験器具は大切に使おう。
栓を開ける順番は左下の写真の番号順だ。つまり、ガスバーナーから離れているものから開けていく。
ガスの元栓をまず開ける。下右の写真の、左の栓が開いている栓で、右の栓が閉まっている栓です。ガス管の向きに対して、線が平行になるとガスが流れて、直角になれば止まる。最後に閉め忘れないように注意すべき事だからよく覚えておこう。
次にガスバーナーの栓を開ける。
ここから先はさらに注意力を高めよう。ガスバーナーのガス調節ねじをゆるめるとガスがでてくるわけだから、絶対にガスを出しっぱなしにしないように気を付けること。
ガスを出す前にマッチに火を付ける。マッチは人がいない方に向けてすること。もしも火のついたマッチが折れて飛んで行ったとしたらと考えると、、自分の方には向けたくないし、人がいる方に向けても危ないです。
火のついたマッチをガスバーナーの上にかざしてから、ガス調節ねじをゆるめる。写真のように1人でやるのだから、必然的に片手でゆるめることになる。火がついたらマッチの燃えさしをまず処理する。そしたら、ガス調節ねじを押さえながら、空気調節ねじをゆるめると、炎が青くなってくる。炎全体が青くなった状態で使用する。
下右の写真は火がついているのだが、炎が見えるだろうか。青い炎は見えにくいので、使わないときは青い炎のままに絶対にしないこと。少なくとも、赤い炎にしておくこと。
火を消すときは、火を付けたときと逆の順に閉めていく。つまり、空気調節ねじ→ガス調節ねじ→ガスバーナーの栓→ガスの元栓の順だ。いきなり元栓を閉めてしまうと、次に使う人が確認しないで元栓を開けてしまうとガスが漏れてしまう。すべての栓を忘れずに閉めるための習慣を身につけよう。
実験レポートについて
実験後に、レポートを書くことで内容を確認する。
このような事を含めて、考えたレポートを期待している。