
マグネシウムと発生する水素の量的関係
実験の目的について
十分な塩酸の中にマグネシウムを入れると、マグネシウムが水素を出しながらすべてとけてしまうね。ここで発生する水素の体積は、マグネシウムの質量に比例するはずだ。このことについて、中学受験を乗り越えた君たちは何度となく問題では出会ったことだろう。それを確かめてみようというのが、この実験の目的である。
実験内容について
塩酸は用意してある。マグネシウムはリボン状になっているもの(これをマグネシウムリボンと呼んでいる。)を一定の長さに切って用意してある。ちなみに1本の質量は17mgである。マグネシウムの質量を変えるのだから、このマグネシウムリボンを0.5本,1本,2本…というように変えればよい。時間の都合があるから、何種類できるかは、君たちの手早さにかかっている。とはいっても準備の都合もあるから、実験のときの先生からの指示をよく守っておこなうこと。
二また試験管を使用する。よく見ると一方の付け根にへこみがある。このへこみがある方に固体(今回の実験ではマグネシウムリボンだね)を入れる。先に固体を入れるんだよ。もしも先に液体を入れてしまうと、私の技術では固体がうまく入れられません。
別の方には液体(今回の実験では塩酸だね)を入れる。下の写真が塩酸を入れているときのものだけど、固体が転がってもへこみにひっかかって落ちてこないようになっているんだ。

マグネシウムリボンと塩酸が入ったら、ゴム栓をしてゴム管をつなぎ、水上置換の用意をするんだ。下の写真が参考になるかな。

準備ができたら、二また試験管を傾けて、塩酸をマグネシウムリボンの方に入れてやる。そうするとマグネシウムと塩酸の反応が始まるね。

反応が終わったらメスシリンダーの目盛りを読んで、記録する。
以上を、マグネシウムリボンの量を変えて繰り返していけばいいんだ。
実験までに考えてみよう
実験をする上でも、レポートを書く上でも、これくらいのことは考えてから実験してほしいな。
ちょっと思いつくだけでも、これだけの疑問がでてきた。レポートにはもっと多くの「なぜ?」が詰まっていてほしい。でも、一番大切なことは安全に実験することだ。気をつけて実験しよう。