竹 取 物 語

 「竹取物語」は平安時代前期に作られた作り物語です。作者は未詳で、学者か僧などの知識人がそれまで口承文芸として伝えられたものをまとめたものと思われます。現存する日本最古の物語であり、「伊勢物語」や「源氏物語」などの物語文学に与えた影響は大きいと言われます。

 「竹取物語」は「かぐや姫の物語」として有名な物語です。「竹取の翁の物語」とも言われます「羽衣伝説」・「白鳥処女伝説」など古い民間伝承を多く取り入れた作品であり、伝奇的な要素の強い作品になっています。

見るに筒の中光たりkuten.gif (832 バイト) りけるkuten.gif (832 バイト)あやしがりて寄りて 中に
touten.gif (832 バイト)もと光る竹なむ一筋あ
造となむいひけるkuten.gif (832 バイト)その竹の に使ひけりkuten.gif (832 バイト)名をばさかきの て竹を取りつつtouten.gif (832 バイト)よろづの事 もの有りけりkuten.gif (832 バイト)野山にま

 いまは昔touten.gif (832 バイト)竹取の翁といふ
平安時代の貴族の女性の服(十二単)

※左の画像にカーソルを置くと、ビデオが始まります。(音声解説はありません。)

 貴族の女性が十二単(じゅうにひとえ)を着て歩くときは動きにくかっただろうが、襟元、袖口、すそからのぞいて見える数多くの色は美しかった。

出典:CEC、IPA「教育用画像素材集サイト」 http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/ より

〜「竹取物語」ダイジェスト〜

冒頭 
 ある日竹取の翁が根本の光る竹を見つけその竹を切ったところ、中から9センチぐらいのかわいい娘が出てきた、というあまりにも有名なくだりです。 

 わずか3ヶ月で大人のサイズになったかぐや姫には5人の貴公子たちがプロポーズをしますが、いずれに対しても無理難題が出され、彼らは失敗してしまいます。


3年ほど経った春あたりからかぐや姫は月を見ながらふさぎ込みます。そして8月15日が近づいたある晩ついに彼女は老翁・老婆に自分の身の上と8月15日の晩に月に帰らなくてはならないことをうち明けます。
問題演習へ 


 8月15日の晩、空飛ぶ車に乗った天人たちがかぐや姫を迎えにやってきます。空飛ぶ車・念力・不死の薬・天の羽衣などの道具が登場し、この物語の中で最もSF的なシーンです。問題演習へ

 
 天人たちは優雅な姿で迎えに参ります。兵士も翁もなにもすることはできません。翁の最後の抵抗もむなしく、これまでかくまわれていたかぐや姫も天人の超能力によって姿を現します。

  

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