易水は燕(今の北京辺りにあった国の名。戦国の七雄の一つ)の南境に位置する川の名前です。この川を渡って隣国趙に至ります。戦国時代末期に燕の太子旦の依頼を受け秦王政(後の秦の始皇帝)暗殺に向かった刺客の荊軻がこの川のほとりで歌った歌「風蕭々として易水寒し 壮士一たび去って復た帰らず」が有名です。和歌の歌枕と同様に、後世多くの詩人が荊軻を偲んで詩を詠んでいます。今では枯れ川になっているそうです。