2.作品紹介

 

大江健三郎の小説

「飼育」 芥川賞
『死者の奢り』 1958年03月 文芸春秋新社 小説
『芽むしり仔撃ち』 1958年06月 講談社 小説
『個人的な体験』 1964年08月 新潮社 小説 第11回
新潮社文学賞
『ヒロシマ・ノート』 1965年06月 岩波書店
『万延元年のフットボール』 1967年09月 講談社 小説 第3回
谷崎潤一郎賞
『われらの狂気を
生き延びる道を教えよ』
1969年04月 新潮社 小説
『みずから我が涙を
ぬぐいたまう日』
1972年10月 講談社 小説
『洪水はわが魂に及び』 1973年09月 新潮社 小説 第26回
野間文芸賞
『ピンチランナー調書』 1976年10月 新潮社 小説
『同時代ゲーム』 1979年11月 新潮社 小説
『「雨の木」を聴く女たち』 1982年07月 新潮社 小説 第34回
読売文学賞
『新しい人よ眼ざめよ』 1983年06月 講談社 小説 第10回
大佛次郎賞
『いかに木を殺すか』 1984年12月 文芸春秋 小説
『河馬に噛まれる』 1985年12月 文芸春秋 小説 第11回
川端康成文学賞
『M/Tと森のフシギの物語』 1986年10月 岩波書店 小説
『懐かしい年への手紙』 1987年10月 講談社 小説
『キルプの軍団』 1988年09月 岩波書店 小説
『人生の親戚』 1989年04月 新潮社 小説
『治療塔』 1990年05月 岩波書店 小説
『静かな生活』 1990年10月 講談社 小説
『治療塔惑星』 1991年11月 岩波書店 小説
『「救い主」が殴られるまで
 (燃えあがる緑の木 第一部)
1993年11月 新潮社 小説
『揺れ動く
 (燃えあがる緑の木 第二部)
1994年08月 新潮社 小説
『快復する家族』 1995年02月 講談社 小説
『大いなる日に
 (燃えあがる緑の木 第三部)
1995年03月 新潮社 小説
『宙返り』 1999年06月 講談社 小説
『取り替え子』 2000年12月 講談社 小説
『憂い顔の童子』 2002年09月 講談社 小説

 

読みやすく、また大江健三郎の考え方がよくわかる比較的最近の作品を紹介しましょう。

憂い顔の童子

ohe2-book1.jpg (6387 バイト)
小説家、「ドン・キホーテ」と森へ帰る。
滑稽かつ悲惨な老年の冒険をつうじて、死んだ母親と去った友人の「真実」に辿りつくまで。
書下ろし長篇小説。

 

宙返り〈上〉〈下〉

ohe2-book2.jpg (7994 バイト)
急進派による無差別テロ計画を知り、実行を阻止するためにテレビで「すべては冗談でした」と棄教を宣言した新興教団の指導者・師匠と案内人―十年後、ふたりは若い協力者とともに活動を再開する。
だがその矢先、案内人が元急進派に殺され、事態は急変する。
希求する魂のドラマを描く、感動の長篇小説。

 

鎖国してはならない

ohe2-book3.jpg (5531 バイト)
同時代と明日に伝えたいノーベル賞作家の魂のメッセージ。
切なる講演集。
『鎖国してはならない』のための前口上
宗教的な想像力と文学的想像力
ヨーロッパの日本研究へ
丸山真男の言語作用
「新しい人」に向かって
本当の開国を「始造」する
「ヒロシマの心」と想像力
懐徳堂から東海村まで
ベルリン・レクチュア
北京講演二〇〇〇
きみたちにつたえたい言葉
道徳的な態度とよく考える態度
ここから新しい人は育たない

 

私という小説家の作り方

ohe2-book4.jpg (9273 バイト)
小説中の「僕」とは誰か?ジャーナリズムや批評家をアテにせず小説を書いていくには?なぜ多くの引用をするのか?失敗作はどれか?―『奇妙な仕事』以来40年に及ぶ小説家生活を経て、いまなお前進を続ける著者が、主要作品の創作過程と小説作法を詳細に語り、作家人生を支えてきた根源の力を初めて明かにする。
文学を生きる糧とする読者へ贈る「クリエイティヴな自伝」。
1章 しずくのなかに/別の世界がある
2章 ぢやあ、よろしい、僕は地獄に行かう
3章 ナラティヴ、つまりいかに語るかの問題
4章 詩人たちに導かれて
5章 この方法を永らく探しもとめてきた
6章 引用には力がある
7章 森のなかの祭りの笑いから
8章 虚構の仕掛けとなる私
9章 甦えるローマン主義者
10章 小説家として生き死にすること

 

君たちに伝えたい言葉―ノーベル賞受賞者と中学生の対話

ohe2-book5.jpg (8355 バイト)
基調講演 君たちに伝えたい言葉(大江健三郎)
基調講演 バッキーボールC60の発見(ハロルド・クロート)
質疑応答

戻る