永州竜興寺息壌記・演習

 次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。○印は文字がないので、その部分をクリックすると説明が出ます。

 永州竜興寺東北陬有堂、堂之地隆然負甓而起者、広四歩、高一尺五寸。始之為堂也、夷之而又高。凡持死。永州居楚越間、其人鬼且。由是寺之人皆神之、人莫敢夷。
 昔之異諸、有記洪水滔天、鯀竊帝之息壌以湮洪水、帝令祝融殺鯀於羽郊。其言不経見。
 今是土也、夷之者不幸而死、帝之所愛耶。南方多疫、労者先死、彼持者、其死於労且疫也。土能神。余恐学者之至於斯、微是言、而唯異書之信、故記於堂上。

問題1 ○以外の青字・傍線部の読み方を答えなさい。送りがなは必要に応じてつけること。その部分をクリックすると正解が出ます。

問題2 本文と一致するものを選び、風船をクリックしなさい。正解は一つだけではありません。

 竜興寺の土地は自然に隆起する生きた土地として、多くの見物客を集めている。
 竜興寺の土は「息壌」といわれ、洪水を止めるために寺に入れられたものである。
 竜興寺の土を平らにした人が死んだのは疲れと病気が原因で、超自然現象ではない。
 竜興寺の土を平らにした人が死んだのは、実は王によって処刑されたのである。
 学者が怪異を信じてはならないが、この土のについて研究するのは当然のことである。
 学者は現実しか見ないが、土が隆起するのはまぎれもない事実である。
 学者たる者、いい加減な書物で物の怪やたたりを信じるようではならない。
 このことをここに記すのは、竜興寺建立の伝説を残さんがためである。
 このことをここに記すのは、怪異を記した書を鵜呑みにしないよう警告したいためである。
 このことをここに記すのは、土地を平らにしようとする人が出ないようにするためである。

 

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