6、一筆書き御用達。大都市近郊特例。

(旅客営業規則第157条)

この項目はあえて採り上げなくてもよいかも知れない。最低区間の乗車券を買って、わざわざ遠回りをしたことのある方も多いことと思われる。そこで、1つ質問。

「東京駅から東京駅まで山手線を一周する乗車券の運賃はいくら?」

旅客営業規則に定められた東京山手線内特定運賃によれば、山手線一周34.5km450円と定められているが、もちろんこんなきっぷを買うのはむだづかい。大都市近郊特例を使えば、東京〜神田の往復で260円、と考えるかも知れないがこれも誤り。正解は、東京〜錦糸町〜秋葉原〜東京(10.2km)の210円。まだやったことがない人は試してみたら良いだろう。

ところで、この「一筆書き」を実行しているとたまに車内検札で誤解を招くこともあると聞いている。規則として確立されていたとしても、JRの職員がそれを正確に理解していないというのではいささか本末転倒の気がしてならない。JRの職員の方にはもっと規則を勉強してもらいたいところだが、現状がこうなのであるから、自分で時刻表なり旅客営業規則なりを用意して、ちゃんと係員に説明できるように自衛しておくしかないようである。

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