11、「周遊きっぷ」のおもしろさ。
98年4月より、今までの「周遊券」に変わって「周遊きっぷ」が登場した。ここで、新しく登場した「周遊きっぷ」の長所と短所を整理しておきたい。
まず、長所としては、
・周遊ゾーンが約1.5倍に増えたこと。(周遊券と比べて)
・すべてのゾーンで特急列車が増えたこと。
・往復のルートが自由に選べる。
などが挙げられる。逆に短所としては、
・有効期間が一律9日間になってしまったこと。
・東海道新幹線等、JR東海管内の割引率が大幅に悪いこと。
などである。特に2番目に採り上げた「JR東海管内の割引率が大幅に悪い」というのは問題である。例えば、東海道新幹線を「ゆき券」または「かえり券」として利用する場合、営業キロが600kmまでは5%引にしかならなかったり(普通は20%引)、周遊ゾーンで東海道新幹線を利用するには特急券が必要だったりするので、はっきり言ってJR東海管内において、「周遊きっぷ」を利用するのはあまりおすすめできない。
「周遊券」時代からあった有名なテクニックで、往復割引きっぷの代わりに使う方法があるが、それを「周遊きっぷ」に応用すると次のようになる。
例えば、横浜から長岡まで上越新幹線の自由席を使って往復する場合、
<普通に買う場合>
横浜→長岡 4,940円×2
新幹線自由席特急券(東京−長岡) 3,570円×2
計 17,020円
<周遊きっぷ利用>
ゆき券(横浜→越後湯沢) 3,110円
新幹線自由席特急券(東京−越後湯沢) 2,720円×2
ゾーン券(越後湯沢・弥彦ゾーン) 3,890円
かえり券(越後湯沢→横浜) 3,110円
計 15,550円
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