10、東京都区内均一回数券で約32%もトクした話。

(旅客営業規則第41条、108条)

甲は、週1回の割合で自宅の金町から三鷹にあるスタジオに通っている。以前は素直に金町から三鷹までの普通回数券を利用していたが、買い方を変えた結果、今では以前の約32%もトクをしている。果たしてどんな買い方にしたのかと聞くと、彼は次のように説明した。

 

<以前>

金町〜三鷹 普通回数券 6,200

 (1回あたり約564円)

<現在>

東京都区内均一回数券 2,900

吉祥寺〜三鷹 普通回数券 1,300

 (一回あたり約382円)

 

ここで、「東京都区内均一回数券」というものを説明しておこう。

・利用(発売)範囲:東京23区と吉祥寺

・11枚つづり

・値段:2,900

3ケ月有効

このきっぷは、「山手線内均一回数券」と同様、

東京都区内均一回数券は端から端まで利用するとき威力を発揮する

上の例で見れば、甲は金町〜吉祥寺間で普通運賃なら540円かかるところ、このきっぷを利用することで約264円にしているのである。吉祥寺〜三鷹間は、このきっぷの範囲外であるため別に買っている区間で、いわばおまけである。もちろん、きっぷの区間が連続しているので不正乗車ではないし、1回の乗車に回数券を2枚使う事も問題ではない。

近ごろ、首都圏では不正乗車防止のため、入場記録のない乗車券ははじき出されることがしばしばあるが、それにはどうしたらよいか?

答えは簡単である。2つの乗車券を有人改札(0番通路)にまとめて出せばよい。何も不正乗車をしているわけではないので、堂々と通ればよいのである。

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